○安来市温泉使用条例

平成16年10月1日

条例第183号

(趣旨)

第1条 この条例は、市が所有する温泉源から湧出する温泉(以下「温泉」という。)の集湯、供給、供用に関し必要な事項を定めるものとする。

(供給の種類)

第2条 供給の種類を次のように分け、その認定は、市長が行う。

(1) 官公署供給 官公署及びこれに準ずるものに対する供給

(2) 営業供給 営業を目的として温泉を使用するものに対する供給

(3) 公衆供給 公衆浴場及び公衆浴場施設に対する供給

(4) 一般供給 前3号に掲げるもの以外のものに対する供給

(供給の方法)

第3条 温泉の供給は、次に掲げる方法によるものとする。

(1) 温泉供給管によるもの

(2) 温泉配湯車によるもの

(利用申請の手続)

第4条 温泉供給管により温泉の供給を受けようとする者は、あらかじめ支線工事設計書を添付した書面をもって市長に申請し、許可を得なければならない。この場合において、供給支線工事設計範囲内の土地又は家屋が申請者の所有に属しない場合は、その所有者の承諾書を添付しなければならない。

2 温泉配湯車により温泉の供給を受けようとする者は、あらかじめ利用泉源、配湯先施設及び配湯量を明記した書面をもって市長に申請し、許可を得なければならない。

(供給工事)

第5条 供給管は、幹線と支線に分け、幹線の工事及びその経費の負担は安来市がこれを行い、支線工事及びその経費の負担は申請者が行う。

第6条 第4条第1項の規定により温泉利用の許可を受けた者は、許可の日から6箇月以内に支線工事に着手しなければならない。

2 前項の規定に違反した場合は、許可の効力を失う。

第7条 第4条第1項の規定により、温泉利用の許可を受けた者が工事に着手する場合には、事前に市長に工事の着手届を提出しなければならない。

2 前項による工事が完了したときは、市長に対し竣工届を提出するとともに、直ちに竣工検査を受けなければならない。

第8条 市長は、支線工事材料の検査及び工事施行について監督することができる。

(故障修繕の申請)

第9条 支線装置に破損を生じ、又は供給に異状があると認めたときは、温泉利用者は、速やかに修繕工事施行申請をしなければならない。

2 修繕に関する費用は、一切利用者の負担とする。

(道路工事等に伴う変更工事)

第10条 道路工事その他の事由により、支線装置の移転、改造その他の変更を要するときは、利用者の負担においてこれを行う。ただし、市長においてやむを得ない事情あると認めたときは、工費の一部を市において負担することがある。

(利用者の注意事項)

第11条 温泉の利用者は、次に掲げる場合は、速やかに届け出なければならない。

(1) 温泉の使用を開始するとき。

(2) 供給装置の変更、増設又は撤去を必要とするとき。

(3) 温泉の用途を変更しようとするとき。

(4) 利用者の住所が異動したとき。

(5) 利用者が本市に現住しなくなって、代理人を選定する必要を生じたとき。

(6) 温泉の使用を中止し、又は廃止しようとするとき。

(7) 中止中のものを開栓しようとするとき。

第12条 利用者がその名義を変更しようとするときは、関係者連署の上届け出なければならない。

2 前項の場合において新利用者は、一切の権利義務を継承したものとみなす。

3 利用者に未納金がある場合は、継承した利用者が即納しなければならない。

(供給装置の取締り)

第13条 給湯栓を除くほか、温泉供給装置は、市長の定める温泉係員以外の者が手を触れることができない。

2 温泉係員は、温泉供給装置及び温泉使用状況その他調査のため、供給装置所有者又は利用者の承諾を得てその家屋に立ち入り、適当な措置を勧告することができる。

3 前項の温泉係員は、証票を携行しなければならない。

(温泉使用料)

第14条 温泉の使用料(以下「使用料」という。)は、次の基準により徴収する。

(1) 官公署供給 1浴槽容積1立方メートルにつき月額2,500円の割合

(2) 営業供給

 1浴槽容積が1立方メートルまでは、月額4,000円

 1浴槽容積が1立方メートルを超え2立方メートルまでは、月額6,500円

 1浴槽容積が2立方メートルを超えるものについては、その超える容積1立方メートル当たり2,500円の割合で算出した額を6,500円に加えた額

(3) 公衆供給 1浴槽容積1立方メートルにつき月額2,500円の割合

(4) 一般供給 1浴槽容積1立方メートルにつき月額2,600円の割合

2 使用料の額は、前項に規定する額にそれぞれ消費税の税率を乗じて得た額及びその額に地方消費税の税率を乗じて得た額を合算した額を加えた額(当該額に10円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた額)とする。

3 前2項の規定により算出した額に10円未満の端数があるときは、その端数は切り捨てる。

第15条 使用料は、温泉の利用者から徴収する。

第16条 使用料は、前月分を翌月20日限り徴収するものとし、徴収方法は、市長が定める。

2 月の中途において利用者の変更があったときは、その継承したものより全月分を徴収する。

3 休止し、又は廃止した月の使用料は、随時徴収する。

(温泉維持費)

第17条 温泉使用の許可を得たものは、毎年度4月末日限り、次の基準によって温泉維持費を納入しなければならない。ただし、市長が特に認める者については、この限りでない。

(1) 浴槽容積1立方メートルにつき年額 20,000円の割合

2 維持費の額は、前項に規定する額に消費税の税率を乗じて得た額及びその額に地方消費税の税率を乗じて得た額を合算した額を加えた額(当該額に10円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた額)とする。

3 前2項の規定により算出した額に10円未満の端数があるときは、その端数は切り捨てる。

第18条 公益事業又は到達温度の関係その他特別の事由があるものに対しては、市長は、温泉維持費及び使用料を減免することができる。

(停止処分)

第19条 次の各号のいずれかに該当するものについては、市長は、温泉の供給を停止することができる。

(1) 温泉の使用料を3箇月以上滞納したとき。

(2) 温泉使用廃止の状態にあると認めたとき。

(3) この条例に規定した届出を怠り、又は虚偽の届出をしたとき。

(4) 無断で温泉受給権を他人に譲り渡したとき。

(5) みだりに供給装置を設置し、又は供給装置を移動し、き損し、若しくは種別の異なる用途に使用したとき。

(6) みだりに停止栓を開閉したとき。

(7) 盗湯したとき。

(8) 温泉係員の職務執行を拒み、又は妨害を加えたとき。

(事故発生の場合の措置)

第20条 天災地変による温泉源地の廃減若しくは供給装置の破損その他避けることのできない事故が発生したときは、温泉の供給を止め、又は供給量若しくは供給時間の制限をすることができる。この場合、市は、損害賠償の責めを負わない。

(審議会)

第21条 市長は、この条例執行の適正を期するため、その諮問機関として、安来市温泉審議会(以下「審議会」という。)を設置する。

第22条 市長は、この条例を改廃しようとするときは、審議会に諮問して、その答申に基づき処理するものとする。

第23条 審議会の委員(以下「委員」という。)の選任、任期、招集、決議の方法その他の事項については、審議会の定めるところによる。

第24条 委員は、次に掲げる者の中から市長が任命する。

(1) 学識経験者 5人以内

(2) 温泉旅館経営者 1人

第25条 委員には、審議会に出席した日数に応じて委員報酬を支給する。

2 委員報酬の額は、予算の範囲内で市長が定める。

(委任)

第26条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成16年10月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに、合併前の鷺の湯温泉使用条例(昭和36年安来市条例第24号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。

附 則(平成23年3月24日条例第6号)

この条例は、平成23年4月1日から施行する。

附 則(平成26年1月27日条例第1号)

この条例は、平成26年4月1日から施行する。

安来市温泉使用条例

平成16年10月1日 条例第183号

(平成26年4月1日施行)